大船渡 山林火事

2月26日に大船渡で発生した山林火災について、3月9日鎮圧が宣言されました。

乾燥が要因で火災が長引きました。
大船渡の1/1日からの3/8日までの降水量をまとめてみました。
1/6に12mmを記録して以降、まとまった雨は3/5までありませんでした。

1月、2月の天気図と24時間降水量を並べてみました。
西高東低の冬型気圧配置が続いていることがわかります。
そのため日本海側で大雪となる一方、太平洋側の大船渡では乾燥した天気が続きました。

以下、岩手めんこいテレビの3月9日の記事です。

【速報】大船渡の山火事「鎮圧」 一部地域で避難指示は継続 発生から12日での発表 岩手県大船渡市

岩手県大船渡市は3月9日午後5時から会見を開き、2月26日に発生した山林火災について、渕上市長は「火災の拡大の危険が無くなった」ことを示す鎮圧を発表した。
ただ現在も2400人以上に避難指示は続いている。

山林火災は2月26日午後1時過ぎに発生し、これまでに確認されている焼失面積は約2900ヘクタールに上っている。
住宅など建物への被害は少なくとも210棟とみられ(9日午後5時発表)、90歳男性1人の死亡が確認されている。

平成以降としては国内最大規模の山林火災は、発生から12日で「鎮圧」が発表された。

今回の山林火災では、綾里地区全域、合足地域、赤崎町の大立・永浜・清水・蛸ノ浦・長崎・外口・宿・後ノ入・森っこ・大洞・生形・山口地域、三陸町越喜来の甫嶺東・甫嶺西・上甫嶺地域のあわせて1896世帯・4596人に避難指示が出されていた。

大船渡市は延焼のおそれがなくなったとして、7日には赤崎町の宿・後ノ入・森っこ・大洞・生形・山口地区のあわせて957人、8日には三陸町の甫嶺東・甫嶺西・上甫嶺地区のあわせて333人を対象に避難指示を解除していた。

そして9日には新たに赤崎町の大立・永浜・清水・蛸ノ浦地区のあわせて882人を対象に避難指示を解除した。避難指示の一部解除は9日で3日連続。

避難指示が解除された人は、これで2172人となった一方、いまだ三陸町綾里全域・赤崎町の合足・長崎・外口地区の979世帯・2424人には避難指示が続いている。

【速報】大船渡の山火事「鎮圧」 一部地域で避難指示は継続 発生から12日での発表 岩手県大船渡市
【速報】大船渡の山火事「鎮圧」 一部地域で避難指示は継続 発生から12日での発表 岩手県大船渡市

降水量と天気図を動画にしました。

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