2022年2月1日時点の札幌の積雪は91cmで、平年の約1.4倍の量となりました。
こちらの記事を見ますと、以下のようなことが書かれています。
1月の北海道 札幌の雪はなぜ多かった!?(気象予報士 今井 希依)
1月の札幌の月降雪量は、182センチに達しました。1月の降雪量が180センチを超えたのは、2008年以来14年ぶりのことです。なお、札幌の1月の降雪量の平年は137センチで、平年を大きく上回ったことになります。また、今日(1日)午後3時の札幌の積雪は91センチで、平年の約1・4倍の量となっています。
札幌中心部の雪は西よりの風だと札幌手稲山に雪雲がブロックされるため少なく、北よりの風だと多くなる傾向にある。
日本海で風がぶつかって活発な雪雲ができ、それが石狩湾周辺に流れ込んだ日もあった。
旭川の雪の量は、一般に西よりの風だと雪が多いといわれるため、2月1日時点で52cmと平年の約8割程度にとどまいる。
https://tenki.jp/forecaster/kie_imai/2022/02/01/15935.html
下のグラフは左が札幌、右が旭川の2021年12月~2022年1月の積雪(上)と気温(下)をグラフにしたものです。
札幌では平年より多くの雪が積もっており、旭川では平年より少なくなっていることがわかります。
札幌は12/17の大雪が解けずに残っていることが積雪の多い要因にも見えます。
①(12/13)の日は旭川で多くの雪が降っていますが、②(12/17)、③(1/21)の日は札幌で多くの雪が降っていることがわかります。これらの日の気象画像を比べてみましょう。
①12/13(旭川で積雪多)
②12/17(札幌で積雪多)
③1/21(札幌で積雪多)
天気図から①12/13は北海道で西よりの風、②12/17、③1/21は北よりの風となっているようです。
雨雲の様子を見ると①12/13は旭川まで雨雲がかかっていますが、②12/17、③1/21は旭川には雨雲がかかっていないことがわかります。
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